1日2試合に勝ったルードが2年ぶり3度目の優勝「大変だがやりがいのある1週間だった」 [ジュネーブ・オープン]

写真はバルセロナ・オープン・バンコサバデルでのキャスパー・ルード(ノルウェー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ゴーネット・ジュネーブ・オープン」(ATP250/スイス・ジュネーブ/5月19~25日/賞金総額65万1865ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのキャスパー・ルード(ノルウェー)がトマーシュ・マハーチュ(チェコ)を7-5 6-3で倒して2年ぶり3度目の優勝を飾った。

 25歳のルードがATPツアーでタイトルを獲得したのは、4月のバルセロナ以来で通算12回目(準優勝11回)となる。

 3-5から4ゲーム連取で第1セットを先取したルードは第2セットも3-0とリードし、残りのサービスゲームをすべてキープして1時間47分で勝利を決めた。マハーチュは第1セット5-4で40-30としてセットポイントを握っていたが、ダブルフォールトでチャンスを逃していた。

 これに先立ちルードは前日に雨で延期となっていた準決勝で1セットダウンから巻き返してマッチポイントを握られながらもフラビオ・コボッリ(イタリア)に1-6 6-1 7-6(4)で競り勝っており、1日2試合で3時間半以上を戦い抜いた。

「彼(マハーチュ)は間違いなく第1セットを取るに値したが、テニスではそういうこともある。常にフェアである訳じゃないんだ」とルードは試合後にコメントした。

「大変だがやりがいのある1週間だった。相手に関係なくどの試合も大変だ。調子を掴むのが難しく、今週はずっと天気が不安定だったけど今日は素晴らしかった。ここジュネーブでまた勝つことができてうれしいよ。ここまでのところ非常にいいシーズンを送れている」

 敗れはしたが準決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を倒す金星を挙げた23歳のマハーチュは、5月27日付のATPランキングで自己最高の34位に浮上することが決まった。

 第2試合で行われたダブルス決勝では、第3シードのマルセロ・アレバロ(エルサルバドル)/マテ・パビッチ(クロアチア)がロイド・グラスプール(イギリス)/ジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)に7-6(2) 7-5で競り勝ち今季2勝目を挙げた。

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写真◎Getty Images

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