コボッリがルブレフをストレートで退けキャリア最大のタイトルを獲得「人生で最高の瞬間」 [ハンブルク・オープン]

写真はキャリア最大のタイトルを獲得したフラビオ・コボッリ(イタリア)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「Bitpandaハンブルク・オープン」(ATP500/ドイツ・ハンブルク/5月18~24日/賞金総額215万8560ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、フラビオ・コボッリ(イタリア)が2020年大会チャンピオンで第3シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-2 6-4で倒してキャリア最大のタイトルを獲得した。

 23歳のコボッリがATPツアーで優勝を飾ったのは、先月のブカレストに続いてキャリア2度目(準優勝1回)となる。この勝利でコボッリは、大会後に更新される世界ランクで自己最高の26位に浮上することが確定した。

 立ち上がりに4ゲームを連取されたルブレフが1ゲームしかサービスキープができずに第1セットを落とし、コボッリが第2セット3-3から4度目のブレークに成功すると最初のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップで15-40から最後の4ポイントを連取して1時間28分で勝利を決めた。

「間違いなく人生で最高の瞬間であり、最高の試合だった」とコボッリは試合後に語った。

「アンドレイには申し訳ないけど、今日は信じられないようなプレーをすることができた。凄くうれしいし、自分自身を誇りに思う」

 先に行われたダブルス決勝では、第3シードのシモーネ・ボレッリ/アンドレア・ババッソーリ(ともにイタリア)がアンドレス・モルテーニ(アルゼンチン)/フェルナンド・ロンボリ(ブラジル)を6-4 6-0で下して今季3勝目を挙げた。

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写真◎Getty Images

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