フィジカルの問題を抱えた西岡良仁はポプリンに対する1回戦を最後まで戦えず [フレンチ・オープン]

写真はBNLイタリア国際での西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、西岡良仁(ミキハウス)は第25シードのアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)に5-7 4-6 2-1とリードされた時点でリタイアした。

 相手のサービスゲームでチャンスを作れなかった西岡は一度ずつブレークされて最初の2セットを落とし、第3セット2-1からのレシーブゲームで40-15となったところで棄権したため1時間47分で試合が終了した。

 第1セット終盤から腰を気にする仕草を見せていた西岡は第1セット終了後にメディカルタイムアウトを取って治療を受けたが、最後までプレーすることはできなかった。

 今シーズンの西岡は2月以降左肩のケガに苦しんでおり、途中棄権または不戦敗は今季4度目となる。

 同大会に8年連続10度目(2016年の予選敗退を含む)の出場となる29歳の西岡は、第27シードとして臨んだ2023年大会で自己最高のベスト16をマーク。ノーシードだった昨年は、1回戦でフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)に2-6 4-6 4-6で敗れていた。

 この結果でポプリンは、西岡との対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は2023年1月にアデレード(ATP250/ハードコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、西岡が7-6(4) 6-7(8) 6-2で勝っていた。

 ポプリンは2回戦で、アレハンドロ・タビロ(チリ)とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したアルトゥール・カゾー(フランス)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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