世界4位フリッツが1回戦で敗れる番狂わせ、アルトマイヤーがキャリア5度目の対トップ10勝利 [フレンチ・オープン]

写真はテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス1回戦で、第4シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)がダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)に5-7 6-3 3-6 1-6で敗れる番狂わせが起きた。試合時間は2時間41分。

 同大会に8年連続9度目の出場となる27歳のフリッツは昨年の大会で3試合を勝ち抜き、4回戦でキャスパー・ルード(ノルウェー)に6-7(6) 6-3 4-6 2-6で敗れはしたが自己最高のベスト16をマークしていた。

 フリッツはクレーコートの前哨戦3大会でプレーしたが、ローマ(ATP1000/クレーコート)で初戦敗退に終わるなど3勝3敗の戦績で本番を迎えていた。

 キャリア5度目の対トップ10勝利を挙げたアルトマイヤーは次のラウンドで、前日にチアゴ・モンテーロ(ブラジル)を6-4 6-3 4-6 6-7(6) 6-1で破って勝ち上がったヴィート・コプリバ(チェコ)と対戦する。

 そのほかの試合では第10シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)、第24シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、第26シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、第27シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)、イリ・ラフェチュカ(チェコ)、ガブリエル・ディアロ(カナダ)、ジェイコブ・ファーンリー(イギリス)が2回戦に駒を進めた。

 第18シードのフランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)はディアロに5-7 3-6 4-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

大会2日目◎5月26日|主な試合結果

男子シングルス1回戦

○5イリ・ラフェチュカ(チェコ)6-4 6-2 6-1 ●6ジョーダン・トンプソン(オーストラリア)

○8アレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)[26] 6-3 6-2 6-7(4) 6-3 ●7パブロ・リャマス ルイス(スペイン)[Q]

○42ガブリエル・ディアロ(カナダ)7-5 6-3 6-4 ●41フランシスコ・セルンドロ(アルゼンチン)[18]

○53ジェイコブ・ファーンリー(イギリス)7-6(6) 6-3 6-2 ●54スタン・ワウリンカ(スイス)[WC]

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○57デニス・シャポバロフ(カナダ)[27] 6-2 6-0 6-3 ●58ペドロ・マルチネス(スペイン)

○80オルガ・ルーネ(デンマーク)[10] 6-7(4) 6-4 6-3 6-2 ●79ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)

○95ダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)7-5 3-6 6-3 6-1 ●96テイラー・フリッツ(アメリカ)[4]

○105カレン・ハチャノフ(ロシア)[24] 6-4 6-4 6-4 ●106アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)

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写真◎Getty Images

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