アルカラスがクレーコートで一度敗れたマロジャンに対する2回戦に4セットで勝利 [フレンチ・オープン]

写真はカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)がファビアン・マロジャン(ハンガリー)を6-1 4-6 6-1 6-2で退けベスト32に進出した。試合時間は2時間9分。

 ふたりはこれが3度目の対決でマロジャンは2023年5月にローマ(ATP1000/クレーコート)の3回戦でアルカラスに6-3 7-6(4)で勝っていたが、続く2試合はアルカラスが連勝した。

 同大会に6年連続出場(2020年の予選敗退を含む)出場となる22歳のアルカラスは、昨年の大会でタイトルを獲得。第3シードから勝ち進んだアルカラスは決勝でアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を6-3 2-6 5-7 6-1 6-2で倒し、四大大会で3度目の栄冠に輝いた。

 前哨戦のローマ(ATP1000/クレーコート)で今季3勝目を挙げて今大会を迎えているアルカラスは、連勝を「8」に伸ばした。

 アルカラスは次のラウンドで、第31シードのジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)を7-6(4) 6-3 4-6 6-4で破って勝ち上がったダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)と対戦する。

 そのほかの試合では第10シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)、第12シードのトミー・ポール(アメリカ)、第15シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)、第23シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)、第24シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、予選勝者のマッテオ・ジガンテ(イタリア)が3回戦に駒を進めた。

 2021年大会準優勝者で第20シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)は今大会までグランドスラム本戦未勝利だった世界ランク167位のジガンテに4-6 7-5 2-6 4-6で敗れ、2回戦でシードダウンを喫した。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者

大会4日目◎5月28日|主な試合結果

男子シングルス2回戦

○80オルガ・ルーネ(デンマーク)[10] 6-3 7-6(5) 6-3 ●77エミリオ・ナバ(アメリカ)[WC]

○81フランシス・ティアフォー(アメリカ)[15] 6-4 6-3 6-1 ●83パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)

○88セバスチャン・コルダ(アメリカ)[23] 6-1 6-2 7-6(2) ●85ジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)

○105カレン・ハチャノフ(ロシア)[24] 7-5 3-6 7-5 4-6 6-2 ●107セバスチャン・オフナー(オーストリア)

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○112トミー・ポール(アメリカ)[12] 4-6 2-6 6-3 7-5 6-4 ●109マートン・フチョビッチ(ハンガリー)

○118マッテオ・ジガンテ(イタリア)[Q] 6-4 5-7 6-2 6-4 ●120ステファノス・チチパス(ギリシャ)[20]

○124ダミアー・ジュムホール(ボスニア・ヘルツェゴビナ)7-6(4) 6-3 4-6 6-4 ●121ジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)[31]

○128カルロス・アルカラス(スペイン)[2] 6-1 4-6 6-1 6-2 ●125ファビアン・マロジャン(ハンガリー)

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写真◎Getty Images

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