ドレイパーがナイトセッションの2回戦で地元フランスのモンフィスに4セットで勝利「頭が疲れ果ててしまった」 [フレンチ・オープン]

写真はナイトセッションの2回戦で勝利をおさめたジャック・ドレイパー(イギリス)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第5シードのジャック・ドレイパー(イギリス)が38歳のガエル・モンフィス(フランス)を6-3 4-6 6-3 7-5で振りきりベスト32に進出した。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したドレイパーはワンブレーク差で第2セットを取り返されたが、続く2セットを制して3時間11分で勝利を決めた。

 モンフィスは第4セットで5-2とリードしていたが、サービング・フォー・ザ・セットでブレークバックを許すとドレイパーが最終的に最後の5ゲームを連取して試合を締めくくった。

「頭が疲れ果ててしまった。今夜は眠れるかどうかわからない。(モンフィスに苦戦を強いられたせいで)頭が混乱しているんだ」とドレイパーは試合後に語った。

「だからこそ彼はこれだけ成功したキャリアを送り、ファンに愛されているんだ。選手たちも彼のプレーを観るのが大好きだけど、対戦はしたくないよ」

 ドレイパーは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したピエール ユーグ・エルベール(フランス)を7-6(4) 7-6(4) 6-4で破って勝ち上がった18歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)と対戦する。

 地元ファンの大声援に後押しされて奮闘したモンフィスは、「とても楽しかった。本当に素晴らしい試合だった」とナイトセッションの2回戦を振り返った。

 この日はワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した盟友である38歳のリシャール・ガスケ(フランス)が2回戦で第1シードのヤニク・シナー(イタリア)に3-6 0-6 4-6で敗れて現役生活ラストマッチを戦い終えたが、モンフィスは「来年はどんなことがあっても出場するつもりだ」と太鼓判を押した。

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写真◎Getty Images

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