過去3回戦止まりのティアフォーが1セットも落とさず準々決勝へ、アルトマイヤーの進撃を阻止 [フレンチ・オープン]

写真はフランシス・ティアフォー(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス4回戦で、第15シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)がダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)を6-3 6-4 7-6(4)で退けベスト8進出を果たした。試合時間は2時間18分。

 グランドスラム本戦でプレーするのが36回目となるティアフォーが同ラウンドで勝ち星を挙げたのは、4強入りした昨年のUSオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)以来でキャリア4度目(3敗)となる。

 同大会に11年連続出場(2016年の予選敗退を含む)となる27歳のティアフォーは、2023年に3回戦まで勝ち進んだのがこれまでの最高成績だった。第25シードで臨んだ昨年は、2回戦でデニス・シャポバロフ(カナダ)に7-6(4) 4-6 2-6 4-6で敗れていた。

 ふたりはこれが3度目の対決だったが、アルトマイヤーは3連敗を喫した。クレーコートでは2023年5月にローマ(ATP1000)の2回戦で顔を合わせ、ティアフォーが3-6 7-5 6-3で勝っていた。

 今大会でのティアフォーは1回戦でロマン・サフィウリン(ロシア)を6-4 7-5 6-4で、2回戦でパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)を6-4 6-3 6-1で、3回戦では自国の後輩で第23シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ)を7-6(6) 6-3 6-4で破って16強入りを決めていた。

 ティアフォーは準々決勝で、第8シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と第10シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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