18歳アンドレエワが昨年の寧波決勝で敗れたカサキナにグランドスラム4回戦の舞台で雪辱 [フレンチ・オープン]

写真はミルラ・アンドレエワ(ロシア)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス4回戦で、第6シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)が第17シードのダリア・カサキナ(オーストラリア)を6-3 7-5で倒してベスト8に進出した。試合時間は1時間34分。

 四大大会でプレーするのが9度目となるアンドレエワが同ラウンドで勝ち星を挙げたのは、昨年のロラン・ギャロス以来でキャリア2度目(3敗)となる。

 同大会に3年連続出場となる18歳のアンドレエワは、昨年の大会でグランドスラム自己最高のベスト4をマーク。ノーシードから勝ち上がったアンドレエワは過去3戦全敗だったアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)から初勝利を挙げたあと、準決勝でジャスミン・パオリーニ(イタリア)に3-6 1-6で敗れていた。

 今シーズンのアンドレエワはWTA1000大会のドバイとインディアンウェルズ(ともにハードコート)でタイトルを獲得するなどしてトップ10デビューを果たし、世界ランク自己最高6位で今大会を迎えている。

 この結果でアンドレエワは、カサキナとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は昨年10月に寧波(WTA500/ハードコート)の決勝で一度顔を合わせており、カサキナが6-0 4-6 6-4で勝っていた。

 今大会でのアンドレエワは1回戦でクリスティーナ・ブクサ(スペイン)を6-4 6-3で、2回戦でアシュリン・クルーガー(アメリカ)を6-3 6-4で、3回戦では第32シードのユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-3 6-1で破って16強入りを決めていた。

 アンドレエワは準々決勝で、第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)とワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した世界361位のロイ・ボワソン(フランス)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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