スビトリーナを退けフレンチ・オープンでの連勝を「26」に伸ばしたシフィオンテク が世界1位サバレンカに対する準決勝へ

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第5シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第13シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-1 7-5で振りきりベスト4に進出した。

 1-1から5ゲームを連取して第1セットを先取したシフィオンテクは第2セット1-2から初のサービスダウンを喫した直後に追いつき、5-5から4度目のブレークに成功すると続くサービスゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間41分で勝利を決めた。

 同大会に7年連続出場となる23歳のシフィオンテクは、これまでに4度(2020年、22~24年)タイトルを獲得。2年連続でディフェンディング・チャンピオンとしてトップシードで臨んだ昨年は、決勝でジャスミン・パオリーニ(イタリア)に6-2 6-1で勝って3連覇を達成した。

 前年に優勝したマドリッドとローマ(ともにWTA1000/クレーコート)で結果を残せなかったシフィオンテクは昨年の全仏を最後に丸1年決勝に進出できておらず、世界ランクを5位まで落として今大会を迎えている。

 両者はこれが5度目の対決だったが、スビトリーナは4敗目を喫した。四大大会では2023年7月にウインブルドンの準々決勝で顔を合わせ、スビトリーナが7-5 6-7(5) 6-2で勝っていた。

 今大会でのシフィオンテクは1回戦でレベッカ・スランコバ(スロバキア)を6-3 6-3で、2回戦で2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)を6-1 6-2で、3回戦でジャクリーン・クリスティアン(ルーマニア)を6-2 7-5で、4回戦では第12シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)を1-6 6-3 7-5で破って8強入りを決めていた。

 同大会での連勝を「26」に伸ばしたシフィオンテクは次のラウンドで、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。サバレンカは準々決勝で、第8シードのジェン・チンウェン(中国)を7-6(3) 6-3で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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