ファイナル進出なしで丸1年のシフィオンテク が世界1位サバレンカに対する準決勝に到達「アーニャとの対決は常にチャンレンジ」 [フレンチ・オープン]

写真はフレンチ・オープンでの連勝を「26」に伸ばして4強入りを決めたイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の女子シングルス準々決勝で、第5シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第13シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)を6-1 7-5で振りきりベスト4に進出した。

 1-1から5ゲームを連取して第1セットを先取したシフィオンテクは第2セット1-2から初のサービスダウンを喫した直後に追いつき、5-5から4度目のブレークに成功すると続くサービスゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間41分で同大会でのマッチ26連勝を決めた。

「スコア的に簡単そうに見える第1セットでさえ厳しかった。すべてのポイントでファイトしなければならなかった」とシフィオンテクは試合を振り返った。

「第2セットでブレークされたときにレベルを引き上げることができたし、最後までインテンシティ(強度の高いプレー)を維持できたことに満足している」

 前年に優勝したWTA1000大会のマドリッドとローマで結果を残せなかったシフィオンテクは昨年の全仏を最後に丸1年決勝に進出できておらず、世界ランクを5位まで落として今大会を迎えている。

 4年連続5度目の優勝を目指すシフィオンテクは次のラウンドで、第8シードのジェン・チンウェン(中国)を7-6(3) 6-3で破って勝ち上がった第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。

「アーニャとの対決は常にチャンレンジだわ」とシフィオンテクは世界ナンバーワンに対する大一番を見据えた。

「彼女はどんなサーフェスでも戦えるテニスをする。自分自身に集中する必要があるし、しっかり動いて全力でぶつかるだけよ」

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写真◎Getty Images

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