アルカラスが準々決勝でポールを圧倒「目をつぶっていても全部入る感じ」 [フレンチ・オープン]

写真は準々決勝で僅か5ゲームしか落とさず快勝したカルロス・アルカラス(スペイン)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子シングルス準々決勝で、第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が第12シードのトミー・ポール(アメリカ)を6-0 6-1 6-4で退けベスト4に進出した。

 立ち上がりから7ゲームを連取したアルカラスは一方的な展開で2セットを連取し、サービスキープが続いた第3セット4-4から6度目のブレークに成功すると続くサービング・フォー・ザ・マッチをラブゲームでキープして1時間34分で快勝した。

 前哨戦のローマで今季3勝目を挙げて今大会を迎えているアルカラスは、連勝を「11」に伸ばした。

「目をつぶっていてもすべてのショットが入るような感じだった。今日は信じられないようなフィーリングだった。余計なことは考えず、すべてのショットを100%で打とうとした。今日は正にすべてがうまくいった試合のひとつだった」とアルカラスは試合を振り返った。

「トミーとは何度も対戦してきたけど、どの試合も凄く難しかった。彼には2度負けたことがある。そのおかげで試合序盤は自分のテニスに集中し、気を抜いたり反撃されないよう緊張感をもって臨むことができた。試合を通して集中力を維持するよう心掛けた」

 ディフェンディング・チャンピオンのアルカラスは次のラウンドで、第15シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)を6-2 4-6 7-5 6-2で破って勝ち上がった第8シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と対戦する。

 ふたりはツアーレベルで過去6戦してアルカラスが5勝1敗とリードしており、今季はクレーコートシーズンにATPマスターズ1000大会のモンテカルロ決勝(3-6 6-1 6-0)とローマ準決勝(6-3 7-6(4))でプレーしていずれもアルカラスが勝っている。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles