39歳グラノイェルス&40歳ゼバロスのベテランコンビが4度目のグランドスラム決勝で初勝利 [フレンチ・オープン]

写真は男子ダブルスでグランドスラム初優勝を飾ったマルセル・グラノイェルス(スペイン/右)とホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)(Getty Images)


 シーズン2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月25日~6月8日/クレーコート)の男子ダブルス決勝で第5シードのマルセル・グラノイェルス(スペイン)/ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)が第8シードのジョー・ソールズベリー/ニール・スクプスキー(ともにイギリス)に6-0 6-7(5) 7-5で競り勝ち、ともに四大大会で初の栄冠に輝いた。

 1ゲームも落とさず第1セットを先取したグラノイェルス/ゼバロスはすべてサービスキープで進んだ第2セットを取り返されると第3セット第1ゲームでサービスダウンを喫したが、第2ゲームで追いつくと6-5からのレシーブゲームで迎えた最初のチャンピオンシップポイントをものにして2時間22分で歓喜の瞬間を迎えた。

 四大大会に参戦するのが20回目となるグラノイェルス/ゼバロスが決勝に進出したのは4度目(2019年全米、21年&23年ウインブルドン、25年全仏)だったが、初勝利を挙げた。

 2019年の夏からペアを組み始めたグラノイェルス/ゼバロスは今季ここまでチャレンジャーを含む8大会でペアを組み、4月のブカレスト(ATP250/クレーコート)と5月のマドリッド(ATP1000/クレーコート)でツアーレベルのタイトルを獲得していた。

 今大会でのグラノイェルス/ゼバロスは1回戦でフランシスコ・カブラル(ポルトガル)/ルーカス・ミドラー(オーストリア)を7-6(2) 6-3で、2回戦でアレクサンダー・エルラー(オーストリア)/コンスタンティン・フランツェン(ドイツ)を6-3 6-1で、3回戦でサンティアゴ・ゴンサレス(メキシコ)/オースティン・クライチェク(アメリカ)を6-2 6-1で、準々決勝でイバン・ドディグ(クロアチア)/オルランド・ルズ(ブラジル)を6-2 7-6(4)で、準決勝では第16シードのユーゴ・ニス(モナコ)/エドゥアール・ロジェ バセラン(フランス)を6-7(5) 6-3 6-4で破って決勝進出を決めていた。

 40歳のゼバロスが四大大会で決勝に進出したのはグラノイェルスとのペアでのみだが、39歳のグラノイェルスは今回が6度目だった。

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写真◎Getty Images

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