2度目のチャンスをものにした23歳ディアロがツアー初優勝、ベレキスは1月のオークランドに続く決勝敗退 [ATPスヘルトーヘンボス]

写真はツアー初優勝を飾ったガブリエル・ディアロ(カナダ/左)と準優勝のジズー・ベレキス(ベルギー)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「リベマ・オープン」(ATP250/オランダ・北ブラバント州スヘルトーヘンボス/6月9~15日/賞金総額70万6850ユーロ/グラスコート)の男子シングルス決勝で、ガブリエル・ディアロ(カナダ)がジズー・ベレキス(ベルギー)に7-5 7-6(8)で競り勝ちツアー初優勝を飾った。

 23歳のディアロがATPツアーの決勝に進出したのは、カレン・ハチャノフ(ロシア)に2-6 7-5 3-6で敗れた昨年10月のアルマトイ(ATP250/室内ハードコート)以来だった。

 第11ゲームで15-40のピンチを凌いでキープしたディアロは続くレシーブゲームで迎えた最初のチャンスをものにして第1セットを先取し、一度もブレークポイントがないまま突入した第2セットのタイブレーク4-6から巻き返した末に迎えた2度目のチャンピオンシップポイントでバックハンドのウィナーを決めて1時間58分で歓喜の瞬間を迎えた。

 ふたりはこれが3度目の対決だったが、ベレキスは3連敗を喫した。ツアーレベルでは5月にマドリッド(ATP1000/クレーコート)の1回戦で一度プレーしており、ディアロが6-1 6-2で勝っていた。

 1月にオークランド(ATP250/ハードコート)の決勝でガエル・モンフィス(フランス)に3-6 4-6で敗れていた26歳のベレキスは、ツアー決勝で0勝2敗となった。

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写真◎Getty Images

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