2021年大会優勝者サムソノワに逆転負けを喫した大坂なおみはグラスコートシーズン黒星スタート [WTAベルリン]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ベルリン・テニス・オープン」(WTA500/ドイツ・ベルリン/6月16~22日/賞金総額106万4510ドル/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、世界ランク57位の大坂なおみ(フリー)は2021年大会チャンピオンのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)に6-3 6-7(3) 4-6で逆転負けを喫した。

 ワンブレーク差で第1セットを先取した大坂はすべてサービスキープで進んだ第2セットをタイブレークの末に取り返され、第3セットで4-2とリードしたサムソノワが残りのサービスゲームをキープして2時間36分で競り勝った。

 大坂は第2セット5-5からのレシーブゲームで0-40としながらあと1本が取れず、最終ゲームでも15-40として追いつくチャンスを作ったがものにすることができなかった。

 同大会に2年連続出場となる27歳の大坂は、ワイルドカード(主催者推薦枠)を受け取り2度目の本戦入り。グラスコートシーズン2大会目に臨んだ昨年は、1回戦でジェン・チンウェン(中国)に4-6 6-3 3-6で敗れていた。

 この結果でサムソノワは、大坂との対戦成績を2勝2敗のタイに追いついた。今シーズン3月にマイアミ(WTA1000/ハードコート)の2回戦で顔を合わせ、大坂が6-2 6-4で勝っていた。

 昨年1月に第一子となる娘の出産を経て復帰した元世界ナンバーワンの大坂は2024年シーズンにビリージーンキングカップとオリンピックを含む19大会でプレーし、22勝18敗(予選を含む)の戦績を残した。

 サムソノワは次のラウンドで、タイトル防衛を目指す第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

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写真◎Getty Images

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