大会初優勝を目指す地元ドイツのズベレフが好スタート「僕が彼にいいプレーをさせなかった」 [ATPハレ]

写真はアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「テラ・ウォルトマン・オープン」(ATP500/ドイツ・ノルトライン ヴェストファーレン州ハレ/6月16~22日/賞金総額252万2220ユーロ/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)がマルコス・ギロン(アメリカ)を6-2 6-1で下して好スタートを切った。

 2-2から7ゲームを連取して主導権を握ったズベレフは第2セット4-1から4度目のブレークに成功し、続くサービスゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間19分で快勝した。

「素晴らしい試合ができた。かなりハイレベルだったと思う。彼(ギロン)はもう少しいいプレーをしたかったと思うけど、僕がそれをさせなかったと感じた」とズベレフは試合を振り返った。

「彼は動きがよく、時間的に余裕があるときはラリーをかなりうまくコントロールしてくるから非常に難しい相手なんだ。だから僕は彼から時間を奪う必要があった。全体的に見て、今日の試合には満足している」

 2016年&17年大会準優勝者のズベレフは次のラウンドで、前日にワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を6-3 6-2で破って勝ち上がったロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と対戦する。

 この日はセンターコートでシングルス4試合が行われ、第1試合では第8シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)がジズー・ベレキス(ベルギー)を7-5 6-3で退け2回戦に駒を進めた。

 そのほかの試合では第3シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がカンタン・アリス(フランス)を6-2 7-5で倒してツアーレベルでのマッチ400勝目を挙げ、アレックス・ミケルセン(アメリカ)はステファノス・チチパス(ギリシャ)に7-6(5) 7-5で競り勝ち、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles