第3セットのタイブレーク2-4から巻き返したドレイパーが辛勝で2回戦をクリア「アレクセイを称えるべき」 [ATPロンドン]

写真はジャック・ドレイパー(イギリス)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「HSBC選手権」(ATP500/イギリス・ロンドン/6月16~22日/賞金総額252万2220ユーロ/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのジャック・ドレイパー(イギリス)が1セットダウンから巻き返してアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)に3-6 6-2 7-6(5)で競り勝った。

 3-4からサービスダウンを喫して第1セットを落としたドレイパーは2-2から4ゲームを連取して第2セットを取り返し、5-4からのレシーブゲームで15-40のチャンスを凌がれた末にもつれ込んだタイブレークで2-4から挽回して掴んだ2度目のチャンスをものにして2時間13分で辛勝した。

「厳しい試合だった。アレクセイを称えるべきだ。彼は素晴らしいテニスをした。アップダウンがあったけど、観客の皆さんが支えてくれた。本当に感謝している」とドレイパーは試合後に語った。

「ここには家族や友人たちがいる。地元で家族や友人たちの前でプレーするのは大好きだ。僕にとって感動的な瞬間だ」

 ドレイパーは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したダニエル・エバンズ(イギリス)を7-5 7-6(4)で破って勝ち上がったブランドン・ナカシマ(アメリカ)と対戦する。

 そのほかの試合では第4シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)が予選勝者のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)に2-6 6-1 6-1で逆転勝利をおさめ、37歳のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は1セットダウンを克服して第8シードのヤクブ・メンシク(チェコ)を3-6 6-3 7-5で倒す番狂わせを演じ、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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