昨年のウインブルドンで8強入りしたスンが1回戦で前年覇者カサキナを倒す番狂わせ「グラスコートでのプレーを楽しんでいる」 [WTAイーストボーン]

写真は試合後に握手を交わすダリア・カサキナ(オーストラリア/左)とルル・スン(ニュージーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「LEXUSイーストボーン・オープン」(WTA250/イギリス・イーストボーン/6月23~28日/賞金総額38万9000ドル/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、ルル・スン(ニュージーランド)がディフェンディング・チャンピオンで第1シードのダリア・カサキナ(オーストラリア)を7-5 2-6 6-3で倒す番狂わせを演じた。

 強風で難しいコンディションの中行われた試合で4-0から3度連続でサービスダウンを喫したあと3ゲームを連取して第1セットを先取したスンは2-1から5ゲームを連取されて第2セットを取り返されたが、第3セットで3-0とリードすると残りのサービスゲームをきっちりキープして2時間10分で勝利を決めた。

 昨年のウインブルドンで予選からの快進撃で8強入りした実績を持つ24歳のスンは、「グラスコートでのプレーを本当に楽しんでいる。シーズンの中でも本当にユニークな時期でもあるから」と試合後のオンコートインタビューで語った。

 今季最大の勝利を挙げたスンは次のラウンドで、マリー・ブーズコバ(チェコ)を6-4 2-6 6-3で破って勝ち上がったアンナ・ブリンコワ(ロシア)と対戦する。

 そのほかの試合では19歳のマヤ・ジョイント(オーストラリア)、アナスタシア・パブリウチェンコワ(ロシア)、予選勝者のアレクサンドラ・イアラ(フィリピン)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したフランチェスカ・ジョーンズ(イギリス)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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