19歳ティエンが自国の先輩シェルトンを倒してキャリ3度目のツアー8強入り「リターンが本当にうまくいった」 [マヨルカ選手権]

写真はBMWオープンでのラーナー・ティエン(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「マヨルカ選手権」(ATP250/スペイン・マヨルカ島/6月22~28日/賞金総額59万6035ユーロ/グラスコート)の男子シングルス2回戦で19歳のラーナー・ティエン(アメリカ)が自国の先輩で第1シードのベン・シェルトン(アメリカ)を6-4 7-6(2)で倒す番狂わせを演じ、キャリ3度目のツアー8強入りを決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、シェルトンはこの試合が初戦だった。シェルトンは2週間前のシュツットガルトで準決勝まで勝ち進んでトップ10デビューを果たしたが、前週のロンドンに続いて初戦敗退を喫した。

 0-3から巻き返してワンブレーク差で第1セットを先取したティエンは第2セット1-4から4-4に追いつき、5-6からセットポイントを凌いで持ち込んだタイブレークで迎えた最初のマッチポイントをものにして1時間40分でキャリア3度目の対トップ10勝利をもぎ取った。

「今日はリターンが本当にうまくいったと思う。風があってサービスが難しかった」とティエンは試合を振り返った。

「トスが風で動いてサービスを打ちにくかったけどリターンが本当にうまくいったと思うし、リターンゲームでチャンスを多く作ることができた」

 シードダウンを演じたティエンは次のラウンドで、第8シードのダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)を7-6(3) 7-6(3)で破って勝ち上がったコランタン・ムーテ(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合では第3シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)が同胞で予選勝者のブランドン・ホルト(アメリカ)を6-4 6-4で下し、第7シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)は予選勝者のバーナード・トミック(オーストラリア)を6-3 6-3で退け、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。

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写真◎Getty Images

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