ティエンがエンゲルとのティーンエイジャー対決にストレート勝利で自国の先輩シェルトンに対する2回戦へ「今日はサービスが本当によかった」 [マヨルカ選手権]

写真はBMWオープンでのラーナー・ティエン(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「マヨルカ選手権」(ATP250/スペイン・マヨルカ島/6月22~28日/賞金総額59万6035ユーロ/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、ラーナー・ティエン(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した17歳のジャスティン・エンゲル(ドイツ)を6-4 6-4で下して大会白星デビューを飾った。

 オープニングゲームをブレークしたティエンは第2ゲーム(15-40)と第4ゲーム(0-40)のピンチを凌いで第1セットを先取し、第2セット3-3からもう一度相手のサービスゲームを破って1時間14分で勝利を決めた。

「第1セットの序盤にブレークできたし、今日はサービスが本当によかった。それが一番の収穫だったと思う」とティエンは試合を振り返った。

「サービスのおかげで試合を通りして主導権を握ることができたように感じている。リターンゲームでできるだけ踏ん張り、手にしたブレークポイントを何とか生かそうと心掛けていた」

 19歳のティエンは次のラウンドで、自国の先輩で第1シードのベン・シェルトン(アメリカ)と対戦する。上位4シードは初戦がBYEで免除されており、2回戦からの登場となる。

 そのほかの試合では第6シードのガブリエル・ディアロ(カナダ)、アルトゥール・リンデルネック(フランス)、ハマド・メジェドビッチ(セルビア)、ロマン・サフィウリン(ロシア)、コランタン・ムーテ(フランス)、予選勝者のイーサン・クイン(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

 第5シードのアレクサンドル・ミュレー(フランス)はサフィウリンに6-7(5) 5-7で競り負け、初戦でシードダウンを喫した。

 本戦は日曜日から始まっており、前日のシングルスでは第8シードのダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)とラスロ・ジェレ(セルビア)が勝ち上がっていた。

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写真◎Getty Images

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