2年連続4度目の優勝を目指すフリッツがダブルヘッダーの末に準決勝へ [ATPイーストボーン]

写真はテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「LEXUSイーストボーン・オープン」(ATP250/イギリス・イーストボーン/6月23~28日/賞金総額75万6875ユーロ/グラスコート)の男子シングルス準々決勝で、第1シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が同胞のマルコス・ギロン(アメリカ)に7-5 4-6 7-5で競り勝ちベスト4進出を決めた。

 強風に苦労しながらも6-5から2度目のブレークに成功して第1セットを先取したフリッツは1-4とリードされた第2セットを取り返されたが、サービスキープで進んだ第3セット6-5からレシーブゲームで迎えた最初のマッチポイントをものにして2時間24分で勝利をもぎ取った。

 これに先立ちフリッツが前日に第2セットが終了した時点で日没順延となっていた2回戦を戦い、18歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)を6-3 6-7(5) 7-5で倒していた。

 同大会で過去3度(2019年、22年、24年)タイトルを獲得しているフリッツは、「僕は長年この大会に出場してきた。この大会が凄く好きだし、ここでプレーする感覚も大好きだ」とフリッツは試合後に語った。

「これまで優勝した年は風の強いコンディションではなくて本当にラッキーだった。自分のやりたいプレーができず、我慢しながらクレイジーなテニスをしなければならないのは厳しいよ」

 フリッツは次のラウンドで、第3シードのヤクブ・メンシク(チェコ)を6-4 7-5で破って勝ち上がった第6シードのアレハンドロ・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ユーゴ・アンベール(フランス)とジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)の顔合わせとなった。

 第4シードのアンベールがラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のビリー・ハリス(イギリス)を7-6(4) 6-1で下し、ラッキールーザーのブルックスビーはワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した35歳のダニエル・エバンズ(イギリス)を6-2 6-3で退けた。

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写真◎Getty Images

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