シフィオンテクがパオリーニを退けグラスコートでは初のツアー決勝進出「勝てるとは思っていなかった」 [バート ホンブルク・オープン]

写真はイガ・シフィオンテク(ポーランド)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「バート ホンブルク・オープン」(WTA500/ドイツ・ヘッセン州バート ホンブルク/6月22~28日/賞金総額106万4510ドル/グラスコート)の女子シングルス準決勝で、第4シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が第2シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を6-1 6-3で退け昨年6月のフレンチ・オープン以来となる優勝に王手をかけた。

 相手に1ゲームしかキープさせずに第1セットを先取したシフィオンテクは第2セット第1ゲームで一度だけサービスダウンを喫したが、そこから更に2度ブレークに成功して1時間6分で快勝した。

 昨年のロラン・ギャロス決勝でも戦ったふたりはこれが5度目の対決だったが、パオリーニは5連敗を喫した。

「この試合に勝てるとは思っていなかったから、自分の仕事をやり遂げることができて満足している」とシフィオンテクは試合後のオンコートインタビューで語った。

「自分がどのようにプレーしたいかはわかっていたから、とにかくそれをやろうとした。最後まで勢いを維持することができてよかった。ジャスミンはファイターだから、絶対に付け入る隙を与えてはいけない。とにかく全力でプレーし、自分のショットを打ち込んでいきたかった」

 シフィオンテクはグラスコートでは初となるツアー決勝で、リンダ・ノスコバ(チェコ)を6-7(2) 7-5 6-1で破って勝ち上がった第1シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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