グリークスプアがムーテに競り勝ち約2年ぶりのツアー3勝目「本当に暑くて厳しい戦いだった」 [マヨルカ選手権]

写真は2023年テラ・ウォルトマン・オープンでのタロン・グリークスプア(オランダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「マヨルカ選手権」(ATP250/スペイン・マヨルカ島/6月22~28日/賞金総額59万6035ユーロ/グラスコート)の男子シングルス決勝で、第4シードのタロン・グリークスプア(オランダ)がコランタン・ムーテ(フランス)に7-5 7-6(3)で競り勝ち約2年ぶりの優勝を飾った。

 28歳のグリークスプアがATPツアーの同種目でタイトルを獲得したのは、2023年6月のスヘルトーヘンボス以来でキャリア3度目(準優勝2回)となる。

 自分のサービスゲームで直面した4度のピンチを凌いですべてキープしたグリークスプアは6-5から初のブレークに成功して第1セットを先取し、すべてサービスキープで進んだ第2セットのタイブレークで迎えた最初のチャンピオンシップポイントをものにして1時間56分で勝利を決めた。

「またしても凄く暑かった。緊張すると実際の倍ほど暑く感じるんだ。風が吹いていたから少しましだったかもしれないけど、暑かったね。本当に暑くて厳しい戦いだったから、最終結果には満足している」とグリークスプアは試合後のオンコートインタビューで語った。

「タイブレークでは素晴らしいサービスを打つことができたと思う。試合を通してサービスがよかった。しかし先程も言った通り、決勝は簡単じゃない。勝つことができてうれしいよ」

 先に行われたダブルス決勝では、サンティアゴ・ゴンサレス(メキシコ)/オースティン・クライチェク(アメリカ)が第4シードのユキ・バンブリ(インド)/ロバート・ギャロウェイ(アメリカ)を6-1 1-6 [15-13]で下して同ペアでのツアー2勝目を挙げた。

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写真◎Getty Images

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