世界ナンバーワンのサバレンカが2年ぶりのウインブルドンを勝利でスタート

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が予選勝者のカーソン・ブランスティン(カナダ)を6-1 7-5で下して大会をスタートした。試合時間は1時間13分。

 同大会に2年ぶり6度目の出場となる27歳のサバレンカは、2021年と23年のベスト4がこれまでの最高成績。前回プレーした2023年は第2シードから5試合を勝ち抜き、準決勝でオンス・ジャバー(チュニジア)に7-6(5) 4-6 3-6で逆転負けを喫していた。

 今シーズンのサバレンカはWTA1000シリーズ2大会を含む3勝を挙げているが、オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)とフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)ではいずれも準優勝に終わった。

 サバレンカは次のラウンドで、ルル・スン(ニュージーランド)とマリー・ブーズコバ(チェコ)の勝者と対戦する。

 そのほかの試合では第14シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、第22シードのドナ・ベキッチ(クロアチア)、第30シードのリンダ・ノスコバ(チェコ)、ソネイ・カルタル(イギリス)、エバ・リス(ドイツ)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のソラナ・シエラ(アルゼンチン)、クリスティーナ・ブクサ(スペイン)、ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)、予選勝者のディアン・パリー(フランス)が2回戦に駒を進めた。

 第20シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)はカルタルに5-7 6-2 2-6で敗れ、シードダウン第1号となった。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、Qは予選勝者、LLはラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)、Ret.は途中棄権

大会初日◎6月30日|主な試合結果

女子シングルス1回戦

○1アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)[1] 6-1 7-5 ●2カーソン・ブランスティン(カナダ)[Q]

○16エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)[14] 6-3 6-1 ●15アンナ・ボンダール(ハンガリー)

○19ソラナ・シエラ(アルゼンチン)[LL] 6-2 7-6(8) ●20オリビア・ガデツキ(オーストラリア)

○22クリスティーナ・ブクサ(スペイン)6-4 6-4 ●21アンカ・トドーニ(ルーマニア)

○24ドナ・ベキッチ(クロアチア)[22] 6-0 6-4 ●23キンバリー・ビレル(オーストラリア)

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○37エバ・リス(ドイツ)6-4 5-7 6-2 ●38ユアン・ユエ(中国)

○40リンダ・ノスコバ(チェコ)[30] 6-2 6-4 ●39ベルナルダ・ペラ(アメリカ)

○51ディアン・パリー(フランス)[Q] 4-6 6-3 6-2 ●52ペトラ・マルティッチ(クロアチア)[Q]

○53ビクトリヤ・トモバ(ブルガリア)7-6(5) 2-0 Ret. ●54オンス・ジャバー(チュニジア)

○55ソネイ・カルテル(イギリス)7-5 2-6 6-2 ●56エレナ・オスタペンコ(ラトビア)[20]

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写真◎Getty Images

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