地元イギリスのブルターがウインブルドンのセンターコートでキャリア2度目のトップ10撃破「これ以上の喜びはない」

写真はウインブルドンのセンターコートで2022年大会2回戦以来の対トップ10勝利を挙げたケイティ・ブルター(イギリス)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、ケイティ・ブルター(イギリス)が第9シードのパウラ・バドーサ(スペイン)を6-2 3-6 6-4で倒す番狂わせを演じた。

 相手のサービスゲームを2度破って第1セットを先取したブルターはワンブレーク差で第2セットを取り返されたが、第3セット第1ゲームでサービスダウンを喫した直後に追いつくと5-4からのレシーブゲームで迎えた2度目のマッチポイントをものにして1時間54分で勝利を決めた。

 同じくセンターコートで行われた2022年大会の2回戦で当時世界ランク7位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)に3-6 7-6(4) 6-4で勝ったブルターが対トップ10勝利を挙げたのは、当時5位のジェシカ・ペグラ(アメリカ)に5-7 6-4 6-4で逆転勝利をおさめた2024年1月のユナイテッドカップ以来でキャリア4度目となる。

「イギリス人としてウインブルドンのセンターコートでトップ10選手と対戦できるなんてこれ以上の喜びはない」とブルターは試合後のオンコートインタビューで語った。

「このような試合に勝ち、世界最高の選手に挑戦するのがテニスを続ける理由のひとつなの。これは間違いなく私にとってキャリアでトップクラスの勝利だわ」

 地元イギリスのブルターは次のラウンドで、オリビア・ガデツキ(オーストラリア)を6-2 7-6(8)で破って勝ち上がったラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のソラナ・シエラ(アルゼンチン)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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