前年ベスト4のムゼッティがぶっつけ本番のウインブルドンで初戦敗退「本当に最悪な日だった」

写真は初戦敗退を喫したロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の男子シングルス1回戦で、第7シードのロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)が予選勝者のニコラス・バシラシビリ(ジョージア)に2-6 6-4 5-7 1-6で敗れる番狂わせが起きた。

 2度サービスダウンを喫して第1セットを落としたムゼッティは3-3から初のブレークに成功して第2セットを取り返されたが、第3セット5-5から7ゲームを連取したバシラシビリが2時間25分で勝利を決めた。

 約4週間前のカルロス・アルカラス(スペイン)に対するフレンチ・オープン準決勝で左脚のケガを理由に途中棄権を強いられたムゼッティは、グラスコートの前哨戦でプレーすることなく今大会を迎えていた。

「本当に最悪な日だった。ギリギリという感じで試合に臨んだから、もちろん自分のプレーにあまりいい感触がなかった。正直なところフィジカル的にもエネルギー面でもこのような試合でプレーするには十分ではなかったと感じている」とムゼッティは試合後に語った。

「最初からコートで落ち着くことができず、集中力も途切れがちでボールへの反応も鈍かった。今日はこのサーフェスで一度もプレーしたことがないような感じだった…」

 シードダウンを演じたバシラシビリは次のラウンドで、予選勝者のハイメ・ファリア(ポルトガル)を6-3 6-4 6-2で破って勝ち上がったロレンツォ・ソネゴ(イタリア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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