37歳シグムンドが3回戦で全豪女王キーズを倒す番狂わせ「うれしくないはずがない」 [ウインブルドン]

写真は3回戦で全豪女王を倒す番狂わせを演じたラウラ・シグムンド(ドイツ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の女子シングルス3回戦で、37歳のラウラ・シグムンド(ドイツ)が第6シードのマディソン・キーズ(アメリカ)を6-3 6-3で倒す番狂わせを演じた。

 序盤から元気がなさそうなキーズは11本だった相手の3倍近い31本のアンフォーストエラーを犯し、19回あったセカンドサーブで僅か1ポイントしか取ることができなかった。

 この状況に付け込んだシグムンドは試合を通して主導権を握り、第2セット5-2からのレシーブゲームで0-40としながらキープされた直後のサービスゲームで迎えた4度目のマッチポイントをものにして1時間33分で今季2度目の対トップ10勝利をもぎ取った。

「マディソンのような偉大な選手に勝ってうれしくないはずがないわ」とシグムンドは試合後のオンコートインタビューで語った。

「今日は簡単じゃなかった。風が強くて渦巻いていたから最高のテニスができた訳ではなかったけど、何とか持ち堪えることができた。最終的に解決策を見つけ、冷静さを保つことができた」

 シグムンドは次のラウンドで、クリスティーナ・ブクサ(スペイン)を7-5 1-6 6-1で破って勝ち上がったラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のソラナ・シエラ(アルゼンチン)と対戦する。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles