シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」（イギリス・ロンドン／本戦6月30日～7月13日／グラスコート）の女子シングルス3回戦で、第7シードのミルラ・アンドレエワ（ロシア）がヘイリー・バティスト（アメリカ）を6-1 6-3で下してベスト16に進出した。試合時間は1時間18分。

　同大会に3年連続出場となる18歳のアンドレエワは、初参戦だった2023年に予選からマッチ6連勝で4回戦まで勝ち進んだのがこれまでの最高成績。シード選手（第24シード）として臨んだ昨年は、1回戦で同じ2007年生まれのブレンダ・フルビルトバ（チェコ）に6-1 3-6 2-6で逆転負けを喫していた。

　グラスコートの前哨戦2大会でプレーしたアンドレエワは、ベルリン（WTA500）で初戦敗退を喫するなど1勝2敗の戦績で本番を迎えている。

　アンドレエワは次のラウンドで、第10シードのエマ・ナバーロ（アメリカ）とディフェンディング・チャンピオンで第17シードのバーボラ・クレイチコバ（チェコ）の勝者と対戦する。

　そのほかの試合では第19シードのリュドミラ・サムソノワ（ロシア）が第16シードのダリア・カサキナ（オーストラリア）を6-2 6-3で退け、第23シードのクララ・タウソン（デンマーク）が2022年大会チャンピオンで第11シードのエレーナ・ルバキナ（カザフスタン）を7-6(6) 6-3で倒し、ジェシカ・ボウサス マネイロ（スペイン）はダイアナ・イエストレムスカ（ウクライナ）とのノーシード対決を6-1 2-6 6-3で制してそれぞれ16強入りを決めた。

　4回戦ではサムソノワがボウサス マネイロと、タウソンは第8シードのイガ・シフィオンテク（ポーランド）とダニエル・コリンズ（アメリカ）の勝者と顔を合わせる。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[　]数字はシード順位

大会6日目◎7月5日｜主な試合結果

女子シングルス3回戦

○65ミルラ・アンドレエワ（ロシア）[7] 6-1 6-3 ●69ヘイリー・バティスト（アメリカ）

○105クララ・タウソン（デンマーク）[23] 7-6(6) 6-3 ●112エレーナ・ルバキナ（カザフスタン）[11]

○120リュドミラ・サムソノワ（ロシア）[19] 6-2 6-3 ●113ダリア・カサキナ（オーストラリア）[16]

○123ジェシカ・ボウサス マネイロ（スペイン）6-1 2-6 6-3 ●127ダイアナ・イエストレムスカ（ウクライナ）