サバレンカが元ダブルスパートナーのメルテンスに対する4回戦もストレート勝利 [ウインブルドン]

写真はアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 今年3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の女子シングルス4回戦で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第24シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を6-4 7-6(4)で振りきりベスト8に進出した。試合時間は1時間35分。

 同大会に2年ぶり6度目の出場となる27歳のサバレンカは、2021年と23年のベスト4がこれまでの最高成績。前回プレーした2023年は第2シードから5試合を勝ち抜き、準決勝でオンス・ジャバー(チュニジア)に7-6(5) 4-6 3-6で逆転負けを喫していた。

 今シーズンのサバレンカはWTA1000シリーズ2大会を含む3勝を挙げているが、オーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)とフレンチ・オープン(フランス・パリ/クレーコート)ではいずれも準優勝に終わった。

 この結果でサバレンカは、メルテンスとの対戦成績を11勝2敗とした。グラスコートでは2018年6月にイーストボーン(WTAプレミア)の3回戦で顔を合わせ、サバレンカが7-5 2-6 7-6(4)で勝っていた。

 ふたりは過去にダブルスでペアを組み、2019年USオープン(アメリカ・ニューヨーク/ハードコート)と21年全豪を含むツアー5勝を挙げた実績を持っている。

 今大会でのサバレンカは1回戦で予選勝者のカーソン・ブランスティン(カナダ)を6-1 7-5で、2回戦でマリー・ブーズコバ(チェコ)を7-6(4) 6-4で、3回戦では2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)を7-6(6) 6-4で破って16強入りを決めていた。

 サバレンカは次のラウンドで、ラウラ・シグムンド(ドイツ)と対戦する。37歳のシグムンドは4回戦で、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のソラナ・シエラ(アルゼンチン)を6-3 6-2で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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