サバレンカが大学テニスを経てグランドスラム本戦デビューの24歳ブランスティンを退け2回戦へ「彼女のサービスは強烈だった」 [ウインブルドン]

写真は2年ぶりのウインブルドンを勝利でスタートしたアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の女子シングルス1回戦で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が予選勝者のカーソン・ブランスティン(カナダ)を6-1 7-5で退け大会をスタートした。

 5ゲーム連取と好スタートを切って第1セットを先取したサバレンカは第2セット第2ゲームで直面した唯一のブレークポイントをセーブし、4-5から最後の3ゲームを連取して1時間13分で勝利を決めた。

 今シーズンのサバレンカはWTA1000シリーズ2大会を含む3勝を挙げているが、オーストラリアン・オープンとフレンチ・オープンではいずれも準優勝に終わった。

 アメリカ生まれで2017年に母親の出身国であるカナダ国籍でプレーするようになった24歳のブランスティンはビアンカ・アンドレスク(カナダ)とのペアで2017年の全豪ジュニアと全仏ジュニアのダブルスでタイトルを獲得した実績を持っており、アメリカの大学テニスを経て2週間前のスヘルトーヘンボスでディフェンディング・チャンピオンのリュドミラ・サムソノワ(ロシア)を倒してツアーレベルの初勝利を挙げていた。

「彼女(ブランスティン)が努力を続ければ、間違いなく(ツアーで活躍する)ポテンシャルを秘めていると思う。サービスが強烈だった」とサバレンカは対戦相手を評価した。

「正直なところ、第2セットでは彼女のサービスを読むのが難しかった。信じられないようなスピードだった」

 サバレンカは次のラウンドで、前年の大会で8強入りしたルル・スン(ニュージーランド)を6-4 6-4で破って勝ち上がったマリー・ブーズコバ(チェコ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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