上地結衣が女子シングルスで3年ぶりの決勝進出、生涯ゴールデンスラムに王手 [ウインブルドン車いすの部]

写真は上地結衣(三井住友銀行)(Getty Images)


 シーズン3つ目のグランドスラム大会「ウインブルドン」(イギリス・ロンドン/本戦6月30日~7月13日/グラスコート)の車いす女子シングルス準決勝で、第1シードの上地結衣(三井住友銀行)が第3シードのリー・シャオフイ(中国)を6-2 6-2で下して大会初制覇に王手をかけた。試合時間は1時間2分。

 同大会に5年連続12回目の出場となる31歳の上地は、2016年から始まったシングルスでは2022年の準優勝が最高成績。第2シードで臨んだ昨年は、準決勝でアニーク・ファンクォト(オランダ)に7-5 4-6 5-7で逆転負けを喫していた。

 昨年9月にパリ2024パラリンピック競技大会車いすテニス(フランス・パリ/クレーコート)の単複2種目で金メダルに輝いた上地は四大大会のシングルスではウインブルドンだけタイトルがなく、今大会で勝てば『生涯ゴールデンスラム(四大大会全制覇+パラリンピック金メダル)』を達成することができる。

 上地は3年ぶりの決勝で、クオザード・モンジェーヌ(南アフリカ)を6-3 7-5で破って勝ち上がった第4シードのワン・ジイン(中国)と対戦する。

 車いすテニスは昨年から規模が拡大し、男女シングルス各16ドロー&男女ダブルス各8ドローで争われる。

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写真◎Getty Images

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