グリークスプアが5つのマッチポイントを凌いだ末に初戦を突破「僕には少し運が必要だった」 [ノルデア・オープン]

写真はフレンチ・オープンでのタロン・グリークスプア(オランダ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ノルデア・オープン」(ATP250/スウェーデン・バスタッド/7月14~20日/賞金総額59万6035ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第2シードのタロン・グリークスプア(オランダ)が予選勝者のアンドレア・ペレグリーノ(イタリア)に4-6 7-6(6) 6-3で逆転勝利をおさめてベスト8進出を決めた。

 上位4シードは1回戦がBYEで免除されており、グリークスプアはこの試合が初戦だった。4-5から初のサービスダウンを喫して第1セットを落としたグリークスプアは2度先行されながらもその都度追いついた末にタイブレーク3-6から5ポイントを連取して第2セットを取り返し、第3セット2-1からブレークしたリードを守って2時間11分で競り勝った。

 第2セット5-3の40-30からブレークバックを許したペレグリーノは続くレシーブゲームでも30-40のチャンスを決めきれず、合計5つのマッチポイントを逃して惜敗した。

 グリークスプアは次のラウンドで、第8シードのヴィート・コプリバ(チェコ)を7-6(3) 7-5で破って勝ち上がった自国の後輩であるイェスパー・デ ヨング(オランダ)と対戦する。

「僕たちはシーズン序盤(1月末のモンペリエ準々決勝でデ ヨングが7-6(5) 6-4で勝利)に対戦して僕が負けているから、是非ともリベンジしたいと思っている」とグリークスプアは次戦を見据えた。

 そのほかの試合では第4シードのセバスチャン・バエス(アルゼンチン)と第6シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)が8強入りを決め、第5シードのカミーロ・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)、マリアーノ・ナボーネ(アルゼンチン)、ボティック・ファン デ ザンツフープ(オランダ)、予選勝者のフィリップ・ミゾリッチ(オーストリア)は2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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