ブブリクがセルンドロ弟を倒してクレーコートでのツアー初優勝「テニスではなく完全に拷問だった」 [スイス・オープン]

写真はBMWオープンでのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「EFGスイス・オープン・グスタード」(ATP250/スイス・ベルン州グスタード/7月14~20日/賞金総額59万6035ユーロ/クレーコート)の男子シングルス決勝で、第2シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン)がフアン マヌエル・セルンドロ(アルゼンチン)を6-4 4-6 6-3で退け今季2勝目を挙げた。

 28歳のブブリクがATPツアーでタイトルを獲得したのは6月のハレ以来でキャリア6度目(シングルスのみ、準優勝7回)となるが、クレーコートで決勝に進出したのは今回が初めてだった。

 ワンブレーク差でセットを分け合ったあとブブリクは第3セット3-2から相手のサービスゲームを破り、最初のサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップをラブゲームでキープして2時間7分で勝利を決めた。

「フアンにネット際で言ったように、これはテニスではなく完全に拷問だった」とブブリクは表彰式のスピーチで冗談交じりに話した。

「これは僕にとって6つ目のタイトルだ。これまでも偉大な選手たちと対戦してきたけど、今回の決勝は今まででもっとも厳しい試合のひとつとして記憶に残るだろう」

 引き続き行われたダブルス決勝では、第1シードのフランシスコ・カブラル(ポルトガル)/ルーカス・ミドラー(オーストリア)が第3シードのヘンドリック・イブンス(ドイツ)/アルバーノ・オリベッティ(フランス)を6-7(4) 7-6(4) [10-3]で倒して同ペアでの初優勝を飾った。

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写真◎Getty Images

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