ラドゥカヌがシードダウンを演じて2回戦へ、次は大坂との元USオープン女王対決「凄くいい勝利だった」 [WTAワシントンDC]

写真はエマ・ラドゥカヌ(イギリス)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ムバダラ・シティDCオープン」(WTA500/アメリカ・ワシントンDC/7月21~27日/賞金総額128万2951ドル/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、2021年USオープン優勝者のエマ・ラドゥカヌ(イギリス)が第7シードのマルタ・コスチュク(ウクライナ)を7-6(4) 6-4で倒す番狂わせを演じた。

 競り合いとなった第1セットをタイブレークの末に先取したラドゥカヌは第2セット4-1から4-4に追いつかれたが、続く2ゲームを連取して1時間54分で勝利を決めた。

 ふたりはこれが4度目の対決だったが、負け越していたラドゥカヌが2勝2敗のタイに追いついた。今シーズンは4月にマドリッドの2回戦で顔を合わせ、コスチュクが6-4 2-6 6-2で勝っていた。

「凄くいい勝利だった。1回戦でマルタと対戦するのは非常に難しい。私たちはいつも厳しい試合をしてきた」とラドゥカヌは試合を振り返った。

「第1セットを通して戦い抜き、第2セットも必要なときに粘り強くプレーできたことに満足している」

 シードダウンを演じたラドゥカヌは次のラウンドで、2018年&20年USオープンチャンピオンで元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)と対戦する。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した大坂は同日に行われた1回戦で、ユリア・プティンセバ(カザフスタン)を6-2 7-5で破って勝ち上がった。

 そのほかの試合では第6シードのソフィア・ケニン(アメリカ)、アンナ・カリンスカヤ(ロシア)、予選勝者のキャロライン・ドラハイド(アメリカ)とテイラー・タウンゼント(アメリカ)、ワイルドカードを得て参戦した45歳のビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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