綿貫陽介は惜敗で2回戦突破ならず、ティアフォーが逆転勝利でインディアンウェルズの雪辱 [ATPトロント]

写真は綿貫陽介(SBC メディカルグループ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ナショナルバンク・オープン」(ATP1000/カナダ・オンタリオ州トロント/7月27日~8月7日/賞金総額919万3540ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、綿貫陽介(SBC メディカルグループ)は第7シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)に6-1 5-7 6-7(5)で逆転負けを喫した。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、ティアフォーはこの試合が初戦だった。1-1から5ゲームを連取して第1セットを先取した綿貫は5-6から唯一のサービスダウンを喫して第2セットを取り返され、ティアフォーがすべてサービスキープで進んだ第3セットのタイブレークで迎えた3度目のマッチポイントをものにして2時間13分で競り勝った。

 同大会に初めて出場した27歳の綿貫は、第17シードで臨んだ予選を勝ち抜き今季2度目のツアー本戦入り。32ドローで1試合に勝てば本戦に勝ち進める今回の予選では、第7シードのダリボール・スブルチナ(チェコ)を7-6(2) 1-6 6-4で倒していた。

 今大会での綿貫は1回戦でダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)を3-6 6-1 6-4で破り、本戦白星デビューを飾っていた。

 この結果でティアフォーは、綿貫との対戦成績を2勝1敗と勝ち越した。今シーズンは3月にインディアンウェルズ(ATP1000/ハードコート)の3回戦で顔を合わせ、綿貫が6-4 7-6(6)で勝っていた。

 ティアフォーは次のラウンドで、アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)と対戦する。ブキッチは2回戦で、第31シードのキャメロン・ノリー(イギリス)を6-3 6-7(2) 6-3で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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