オスタペンコに3連勝の元世界ナンバーワン大坂が4回戦へ、次は大会2連覇中だったペグラを倒した35歳セバストワ [WTAモントリオール]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「ナショナルバンク・オープン」(WTA1000/カナダ・ケベック州モントリオール/7月27日~8月7日/賞金総額515万2599ドル/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、元世界ナンバーワンの大坂なおみ(フリー)が第22シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を6-2 6-4で倒して16強入りを決めた。

 3-1からブレークバックを許したあと3ゲームを連取して第1セットを先取した大坂は第2セット5-3の40-30から3ポイントを連取されてサービスダウンを喫したが、続くレシーブゲームで迎えた2度目のマッチポイントをものにして1時間12分で試合を締めくくった。

 ふたりはこれが3度目の対決だったが、オスタペンコはすべてストレートで3連敗を喫した。ハードコートでは昨年8月にUSオープン1回戦でプレーし、大坂が6-3 6-2で勝っていた。

「確かに何度かブレークされたけど、彼女(オスタペンコ)はリターンがいい選手だからあまり気にしていない」と大坂は試合後に語った。

「彼女が素晴らしい選手だとわかっていたし、チャンスを与えてしまったらウィナーを決められると思っていた。だから自分のペースを保って可能な限り安定したプレーするよう心掛けていた」

 大坂は次のラウンドで、タイトル防衛を目指していた第3シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を3-6 6-4 6-1で破って勝ち上がった元世界ランク11位で35歳のアナスタシア・セバストワ(ラトビア)と対戦する。

 ふたりは過去5戦して大坂が3勝2敗と勝ち越しているが、最後にプレーしたのは2019年1月のオーストラリアン・オープン4回戦(大坂が4-6 6-3 6-4で勝利)まで遡る。

 ペグラは2023年と24年に2連覇を達成していたが、同大会での連勝は「11」でストップした。

 そのほかの試合では第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)、第5シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)、第6シードのマディソン・キーズ(アメリカ)、第10シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、第11シードのカロリーナ・ムチョバ(チェコ)、第16シードのクララ・タウソン(デンマーク)が勝ち上がり、ベスト16が出揃った。

 シード対決は1試合だけだったが、ランキング上位のムチョバが第17シードのベリンダ・ベンチッチ(スイス)に6-7(2) 6-2 6-3で逆転勝利をおさめた。

 ボトムハーフ(ドローの下半分)の4回戦ではシフィオンテクがタウソンと、アニシモワがスビトリーナと、キーズはムチョバと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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