フリッツが前年の準優勝者ルブレフを倒してベスト4に進出 [ATPトロント]

写真はテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「ナショナルバンク・オープン」(ATP1000/カナダ・オンタリオ州トロント/7月27日~8月7日/賞金総額919万3540ドル/ハードコート)の男子シングルス準々決勝で、第2シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が前年の準優勝者で第6シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)を6-3 7-6(4)で振りきりベスト4進出を決めた。

 第2ゲームでブレークしたリードを守って第1セットを先取したフリッツは4-4からもう一度相手のサービスゲームを破った直後にマッチポイントを凌がれた末に追いつかれたが、もつれ込んだタイブレークで迎えた2度目のチャンスを20本目のサービスエースでものにして1時間21分で試合を締めくくった。

「あのゲーム(第2セット第10ゲーム)ではとても不安定だった。それまで簡単にキープできていたから不思議な感じだった。落ち着いていたのに、いきなり準決勝進出がかかっているというプレッシャーが襲ってきたんだ」とフリッツは唯一ブレークされた場面を振り返った。

「頭が真っ白になった。できるのは奮起してセットを取ることだけだ。もし負けていたらあのゲームを引きずっていただろうね」

 フリッツは次のラウンドで、第9シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を6-3 6-4で破って勝ち上がった同胞で第4シードのベン・シェルトン(アメリカ)と対戦する。

 デミノーは前週のワシントンDCで今季初優勝を飾っていたが、連勝は「7」でストップした。

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写真◎Getty Images

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