6度目の対決でデミノーから初勝利を挙げたオペルカが3回戦へ「サービスが思ったほどよくなかったけど…」 [シンシナティ・オープン]

写真はライリー・オペルカ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(ATP1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月7~18日/賞金総額919万3540ドル/ハードコート)の男子シングルス2回戦で、ライリー・オペルカ(アメリカ)が第6シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)を7-6(6) 6-4で倒す番狂わせを演じた。

 シード勢は1回戦がBYEで免除されており、デミノーはこの試合が初戦だった。試合通して直面した7度のブレークポイントをすべてセーブしたオペルカはタイブレークの末に第1セットを先取し、第2セット第5ゲームで迎えた唯一のチャンスをものにして1時間39分で今季2度目の対トップ10勝利をもぎ取った。

 ふたりはこれが6度目の対決だったが、デミノーは初黒星を喫した。

「サービスが思ったほどよくなかったけど、それ以外はすべてうまくいった。フォアハンドが凄く頼りになったし、バックハンドでも攻撃していくことができた」とオペルカは試合を振り返った。

「ベースラインでのプレーが試合を通してかなり安定していた。サービスが不安定だったけど、それ以外で補えたことに今日は少し驚いたよ。リターンも本当によかったと思う」

 オペルカは次のラウンドで、第29シードのルチアーノ・ダルデリ(イタリア)が4-6 1-3とリードされた時点で左脚のケガを理由に棄権したため勝ち上がったフランシスコ・コメサーニャ(アルゼンチン)と対戦する。

 この日プレーしたデミノー以外のトップ10プレーヤーは第2シードのカルロス・アルカラス(スペイン)、第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、第5シードのベン・シェルトン(アメリカ)が揃って3回戦に駒を進めた。

 そのほかの試合では第9シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)、第14シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)、第16シードのヤクブ・メンシク(チェコ)、第21シードのアレクセイ・ポプリン(オーストラリア)、第22シードのイリ・ラフェチュカ(チェコ)、第27シードのブランドン・ナカシマ(アメリカ)、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、ハマド・メジェドビッチ(セルビア)、アダム・ウォルトン(オーストラリア)、ラッキールーザー(欠場者が出たため本戦出場権を得た予選敗退選手)のルカ・ナルディ(イタリア)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場したジェンソン・ブルックスビー(アメリカ)が2回戦を突破した。

 第12シードのダニール・メドベージェフ(ロシア)がウォルトンに7-6(0) 4-6 1-6で、第24シードのデニス・シャポバロフ(カナダ)がナルディに7-6(5) 3-6 4-6で、第26シードのタロン・グリークスプア(オランダ)がメジェドビッチに4-6 6-7(3)で、第32シードのキャメロン・ノリー(イギリス)はバウティスタ アグートに4-6 3-6で敗れ、それぞれ初戦でシードダウンを喫した。

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles