フリッツがソネゴに競り勝ちベスト16に進出「試合を通してブレークを求めていた」 [シンシナティ・オープン]

写真はテイラー・フリッツ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(ATP1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月7~18日/賞金総額919万3540ドル/ハードコート)の男子シングルス3回戦で、第4シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が第31シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)に7-6(4) 7-5で競り勝ちベスト16に進出した。

 一度もピンチに陥ることなく自分のサービスゲームをすべてキープしたフリッツはタイブレークの末に第1セットを先取し、停電による約75分の中断を挟んで第2セット5-5から初のブレークに成功して2時間7分で勝利をもぎ取った。

「今日は試合を通してブレークを求めていた。第1セットで何度かチャンスはあったから、そこで成功していたらよかったんだけどね」とフリッツは試合後のオンコートインタビューで語った。

「でもセットの終盤はプレッシャーが大きくなるから、僕はそういうときにブレークできることが多いんだ」

 フリッツは次のラウンドで、18歳のジョアン・フォンセカ(ブラジル)を6-3 6-4で破って勝ち上がった予選勝者のテレンス・アトマン(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合では第1シードのヤニク・シナー(イタリア)、第7シードのオルガ・ルーネ(デンマーク)、第10シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ)、第23シードのフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)、バンジャマン・ボンジ(フランス)、予選勝者のアドリアン・マナリノ(フランス)が16強入りを決めた。

 第20シードのユーゴ・アンベール(フランス)&第28シードのアレックス・ミケルセン(アメリカ)&第30シードのガブリエル・ディアロ(カナダ)がシード対決で上位勢に敗れ、第13シードのトミー・ポール(アメリカ)と第25シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)はシードダウンを喫した。

 ボンジがチチパスに6-7(4) 6-3 6-4で逆転勝利をおさめ、マナリノは1セットダウンから巻き返してポールを5-7 6-3 6-4で倒してそれぞれ番狂わせを演じた。

 トップハーフ(ドローの上半分)の4回戦ではシナーがマナリノと、ルーネがティアフォーと、オジェ アリアシムはボンジと顔を合わせる。

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写真◎Getty Images

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