ルバキナが前年覇者サバレンカを倒して準決勝へ「サービスの出来には満足している」 [シンシナティ・オープン]

写真はエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)(Getty Images)


 WTAツアー公式戦「シンシナティ・オープン」(WTA1000/アメリカ・オハイオ州シンシナティ/8月7~18日/賞金総額515万2599ドル/ハードコート)の女子シングルス準々決勝で、第9シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)がディフェンディング・チャンピオンで第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)を6-1 6-4で倒してベスト4進出を決めた。

 1-1から5ゲームを連取して第1セットを先取したルバキナは第2セットでも3-1とリードし、残りのサービスゲームをきっちりキープして1時間15分で試合を締めくくった。

 試合を通して11本のサービスエースを決めたルバキナはファーストサーブからのポイントを80.6%の高確率で取り、直面した5度のブレークポイントをすべてセーブした。

 ふたりはこれが12回目の対決だったが、6月のベルリン準々決勝で惜敗(サバレンカから7-6(6) 3-6 7-6(6))していたルバキナが5勝目(7敗)を挙げた。

「サービスの出来には満足しているし、それが今日のカギだったと思う」とルバキナは試合を振り返った。

「私のサービスは本当によかった。もし彼女(サバレンカ)のサービスがよかったらまったく違う試合になっていたでしょうね。ベースラインからの攻防も激しかった。この調子を続けていけるよう願っている」

 ルバキナは次のラウンドで、第28シードのアンナ・カリンスカヤ(ロシア)を6-3 6-4で破って勝ち上がった第3シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。

 もうひとつの準決勝は、ジャスミン・パオリーニ(イタリア)とベロニカ・クデルメトワ(ロシア)の顔合わせとなった。第7シードのパオリーニが2023年大会優勝者で第2シードのココ・ガウフ(アメリカ)に2-6 6-4 6-3で逆転勝利をおさめ、クデルメトワは予選勝者のバルバラ・グラチェワ(フランス)を6-1 6-2で退けた。

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写真◎Getty Images

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