7つのマッチポイントを凌いでダニロビッチに競り勝った内島萌夏がグランドスラムの舞台で連敗脱出 [USオープン]

写真は内島萌夏(安藤証券)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス1回戦で、内島萌夏(安藤証券)がオルガ・ダニロビッチ(セルビア)に7-6(2) 4-6 7-6(11-9)で競り勝ち10大会ぶりの勝ち星を挙げた。

 タイブレークの末に第1セットを先取した内島は第1ゲームで初のブレークに成功したリードを守れず第2セットを取り返されたが、第3セット3-5の40-0と5-6の0-40からいずれも5ポイント連取でピンチを切り抜けもつれ込んだ10ポイントタイブレーク8-9から最後の3ポイントを連取して3時間9分で勝利をもぎ取った。

 ダニロビッチは合計7つのマッチポイントを凌がれ、内島が掴んだ最初のチャンスでダブルフォールトを犯して惜敗した。

 同大会に4年連続出場となる24歳の内島は、ダイレクトインで2年連続の本戦入り。内島は昨年の大会で本戦白星デビューを飾り、2回戦でユレ・ニーマイヤー(ドイツ)に4-6 0-6で敗れていた。

 この結果で内島は、ダニロビッチとの対戦成績を1勝1敗のタイに追いついた。両者は4月にルーアン(WTA250/室内クレーコート)の準々決勝で一度顔を合わせており、ダニロビッチが7-6(9) 4-6 6-1で勝っていた。

 2回戦に進出した5月のパリ(WTA125/クレーコート)を最後にシングルスで勝ていなかった内島は、連敗を「10」で食い止めた。

 内島は2回戦で、第22シードのビクトリア・エムボコ(カナダ)とバーボラ・クレイチコバ(チェコ)の勝者と対戦する。

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写真◎Getty Images

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