タウンゼントが2回戦でオスタペンコに勝利も試合後に口論が勃発 [USオープン]

写真は試合後に口論するエレナ・オスタペンコ(ラトビア/奥)とテイラー・タウンゼント(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス2回戦で、テイラー・タウンゼント(アメリカ)が第25シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)を7-5 6-1で倒してベスト32に進出した。

 第1セットで3度先行されながらもその都度追いついたタウンゼントは3-5から9ゲームを連取して主導権を握り、第2セット5-1からのレシーブゲームをラブゲームでブレークして1時間16分で勝利を決めた。

 ネット際で握手を交わした際にオスタペンコがタウンゼントに対する不満を直接ぶつけたため試合後に言い争いが勃発し、緊迫したやり取りが繰り広げられた。

 試合後のオンコートインタビューで口論について聞かれたタウンゼントは、「彼女は私に『品格がなく教育も受けていない。アメリカを出たらどうなるかしらね』と言ってきたの」と説明した。

 オスタペンコは試合後にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)に声明文を投稿し、タウンゼントがネットインで謝らなかったことや試合前のウォーミングアップをボレーから始めることなどが敬意を欠くと批判した。

「私はそんなことで怯むような人間じゃない。私のほうに恨みはない。これは競争なのだから。負けて取り乱すことは誰にでもある」とタウンゼントは試合後の記者会見で語った。

「私がもっとも誇りに思うのは、ラケットにものを言わせたことよ。彼女は荷物をまとめて去り、私はここにいる」

 シードダウンを演じたタウンゼントは次のラウンドで、自国の先輩であるアナスタシア・ポタポワ(ロシア)を6-1 6-3で破って勝ち上がった第5シードのミルラ・アンドレエワ(ロシア)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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