ボンドルソバがパオリーニを倒して4回戦へ、次はルバキナとのウインブルドン女王対決「失うものは何もない」 [USオープン]

写真はマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス3回戦で、2023年ウインブルドン優勝者のマルケタ・ボンドルソバ(チェコ)が第7シードのジャスミン・パオリーニ(イタリア)を7-6(4) 6-1で倒してベスト16に進出した。

 タイブレークの末に第1セットを先取したボンドルソバは第2セット第4ゲームで初のブレークに成功し、最終的に最後の5ゲームを連取して1時間26分で勝利を決めた。

「あれ(2度目のブレークに成功した第2セット第6ゲーム)は非常に重要なゲームだった。4-2と5-1では大きな違いがある。クレイジーなゲームだったし、あれが試合のカギだった」とボンドルソバは試合を振り返った。

「ここでは楽しむことができているし、調子もいい。私には優秀なチームが付いているし、またここでいいテニスができるのは素晴らしいことだわ」

 ボンドルソバは次のラウンドで、2021年大会チャンピオンのエマ・ラドゥカヌ(イギリス)を6-1 6-2で破って勝ち上がった第9シードのエレーナ・ルバキナ(カザフスタン)と対戦する。

 同じ1999年生まれの26歳でともにウインブルドンで優勝したことがあるふたりはツアーレベルで過去2戦して1勝1敗と星を分け合っており、直近では2023年5月にローマの4回戦でプレーしてルバキナが6-3 6-3で勝っている。

「彼女(ルバキナ)は素晴らしいプレーをしているし、今日も簡単に勝った。とても厳しい試合になるでしょうね」とボンドルソバは次戦を見据えた。

「でも失うものは何もないし、こういう試合は大好きなの。自分のレベルを確認したいから、凄く楽しい試合になると思うわ」

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles