8本のマッチポイントを凌いだクレイチコバがタウンゼントに逆転勝利で4回戦を突破 [USオープン]
シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、バーボラ・クレイチコバ(チェコ)がテイラー・タウンゼント(アメリカ)に1-6 7-6(13) 6-3で逆転勝利をおさめた。
第1セットを落として第2セットも1-3とリードされていたクレイチコバは合計8本のマッチポイントを凌いだ末に試合を振り出しに戻し、第3セットでは4-2からブレークバックを許したあと最後の2ゲームを連取して3時間4分で競り勝った。
同大会に5年連続11回目(2014~15年と17~19年の予選敗退を含む、16年はダブルスのみ)の出場となる29歳のクレイチコバは、シングルスでは初めて本戦でプレーした2021年に準々決勝まで勝ち進んだのがこれまでの最高成績。ウインブルドン女王として第8シードで臨んだ昨年は、2回戦でエレナ ガブリエラ・ルース(ルーマニア)に4-6 5-7で敗れていた。
ふたりはこれがツアーレベルの初対決だったが、国際プロ大会では2017年2月にローンセストン(ITF6万ドル/ハードコート)の準々決勝でプレーしてクレイチコバが6-7(2) 6-2 6-2で勝っていた。
今大会でのクレイチコバは1回戦で第22シードのビクトリア・エムボコ(カナダ)を6-3 6-2で、2回戦で日本の内島萌夏(安藤証券)を6-4 6-2で、3回戦では第10シードのエマ・ナバーロ(アメリカ)を4-6 6-4 6-4で破って16強入りを決めていた。
クレイチコバは次のラウンドで、第4シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。ペグラは4回戦で、アン・リー(アメリカ)を6-1 6-2で下して勝ち上がった。
写真◎Getty Images
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