大坂なおみは逆転負けでグランドスラム準々決勝以降のラウンドで初黒星、アニシモワがウインブルドンに続いて決勝進出 [USオープン]

写真は大坂なおみ(フリー)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第23シードの大坂なおみ(フリー)は第8シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)に7-6(4) 6-7(3) 3-6で逆転負けを喫した。

 いずれも接戦を繰り広げて突入したタイブレークの末にセットを分け合い、1セットダウンから追いついたアニシモワがアニシモワが第3セットで3-1とリードを奪うと最初のサービング・フォー・ザ・マッチ40-15から2つのブレークポイントを凌いで迎えた3度目のマッチポイントをものにして2時間56分で勝利をもぎ取った。

 グランドスラム本戦プレーするのが31回目だった大坂はこれまで準々決勝以降のラウンドで無敗だったが、14試合目で初黒星を喫した。

 同大会に2年連続10度目の出場(2015年の予選敗退を含む)となる27歳の大坂は、2018年と20年にタイトルを獲得。2年ぶりにプレーした昨年は、2回戦でカロリーナ・ムチョバ(チェコ)に3-6 6-7(5)で敗れていた。

 夏の北米ハードコートシーズン2大会でプレーした大坂は、WTA1000シリーズのモントリオールで準優勝を飾るなど7勝2敗の戦績を残した。

 この結果でアニシモワは、大坂との対戦成績を3勝0敗とした。ハードコートでは2022年1月にオーストラリアン・オープン3回戦で顔を合わせ、アニシモワが4-6 6-3 7-6(10-5)で勝っていた。

 今大会での大坂は1回戦で世界ランク106位のグリート・ミネン(ベルギー)を6-3 6-4で、2回戦でヘイリー・バティスト(アメリカ)を6-3 6-1で、3回戦で第15シードのダリア・カサキナ(オーストラリア)を6-0 4-6 6-3で、4回戦で第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)を6-3 6-2で、準々決勝では第11シードのムチョバを6-4 7-6(3)で破って4強入りを決めていた。

 7月のウインブルドンに続く2度目のチャンスでグランドスラム初優勝を目指すアニシモワは最終ラウンドで、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)と対戦する。ディフェンディング・チャンピオンのサバレンカは準決勝で、第4シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を4-6 6-3 6-4で下して勝ち上がった。

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写真◎Getty Images

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