大坂なおみがグランドスラム大会で3度目の初戦敗退、アニシモワからセット奪えず2連敗 [フレンチ・オープン]

写真は1回戦を戦い終えた大坂なおみ(フリー/手前)とアマンダ・アニシモワ(アメリカ)(Getty Images)


 今年2つ目のグランドスラム大会「フレンチ・オープン」(フランス・パリ/本戦5月22日~6月5日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、世界ランク38位(5月22日付)の大坂なおみ(フリー)は第27シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)に5-7 4-6で敗れた。試合時間は1時間30分。

 元世界ナンバーワンの大坂がグランドスラム大会で初戦敗退を喫したのは、2019年ウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)以来で3度目となる。

 ロラン・ギャロスに2年連続6度目の出場となった24歳の大坂は、3度の3回戦進出(2016年、18~19年)がこれまでの最高成績。第2シードとして臨んだ昨年は初戦を突破したが、メンタルヘルスの問題で2回戦を前に棄権していた。

 この結果でアニシモワは、大坂との対戦成績を2勝0敗とした。両者は今年の1月にオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)の3回戦で初対決しており、アニシモワが4-6 6-3 7-6(10-5)で勝っていた。

 大坂は2021年シーズンに東京オリンピックを含む9大会(18勝6敗)の参戦に留まったが、クレーコートでは4試合で2勝2敗だった。今季の大坂はここまで5大会でプレーし、マイアミ(WTA1000/ハードコート)で準優勝するなど12勝4敗の戦績で今大会を迎えていた。

 アニシモワは次のラウンドで、予選勝者のドナ・ベキッチ(クロアチア)と対戦する。ベキッチは前日に行われた1回戦で、同じ予選勝者のミリアム・ビヨルクルンド(スウェーデン)を7-6(6) 6-2で下しての勝ち上がり。

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写真◎Getty Images

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