タイトル防衛を目指すサバレンカが1セットダウンを克服して2年連続決勝進出「また決勝に戻ることができて本当にうれしい」 [USオープン]

写真は試合後に握手を交わすアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ/左)とジェシカ・ペグラ(アメリカ)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子シングルス準決勝で、第1シードのアーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)が第4シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)に4-6 6-3 6-4で逆転勝利をおさめて大会連覇に王手をかけた。

 3-2から先にブレークしたあと4ゲームを連取されて第1セットを落としたサバレンカは1-0から相手のサービスゲームを破って第2セットを取り返すと第3セットも2-0とリードし、残りのサービスゲームを何とかキープして2時間5分で競り勝った。

 ふたりは前年の同大会決勝で対決し、サバレンカが7-5 7-5で勝って3度目のグランドスラム制覇を果たしていた。

「本当にタフな試合だった。彼女(ペグラ)はいつものように素晴らしいプレーをしたし、私は勝つために必死で戦わなければならなかった」とサバレンカは試合後のオンコートインタビューで語った。

「また決勝に戻ることができて本当にうれしい。今度もまた優勝できるよう願っている」

 今シーズンのサバレンカはWTA1000シリーズ2大会を含む3勝を挙げているが、オーストラリアン・オープンとフレンチ・オープンではいずれも準優勝に終るなど四大大会無冠で今大会を迎えている。

「この試合では一歩ずつ進んでいくことだけを考えていた。最初のマッチポイントで決められなくても構わない。いいテニスをしているんだから、次にもっとうまくやろうと思っていた」とサバレンカは試合を振り返った。

「もう一度決勝の舞台に立てることをとても楽しみにしている。もしあのトロフィーを手にすることができれば私にとって大きな意味を持つことになるでしょう。恐らくこの世で一番幸せな人間になれるわ」

 ディフェンディング・チャンピオンのサバレンカは2年連続となる決勝で、第23シードの大坂なおみ(フリー)を6-7(4) 7-6(3) 6-3で破って勝ち上がった第8シードのアマンダ・アニシモワ(アメリカ)と対戦する。

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写真◎Getty Images

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