ダブロウスキー/ロウトリフが2023年大会以来となる2度目のグランドスラム制覇 [USオープン]

写真は女子ダブルスで2年ぶりの優勝を飾ったガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ/右)とエリン・ロウトリフ(ニュージーランド)(Getty Images)


 シーズン最後のグランドスラム大会「USオープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月24日~9月7日/ハードコート)の女子ダブルス決勝で第1シードのガブリエラ・ダブロウスキー(カナダ)/エリン・ロウトリフ(ニュージーランド)が第1シードのカテリーナ・シニアコバ(チェコ)/テイラー・タウンゼント(アメリカ)を6-4 6-4で倒し、2年前の同大会以来となる2度目の四大大会制覇を果たした。

 5-3からサービスダウンを喫したあと2度目のブレークに成功して第1セットを先取したダブロウスキー/ロウトリフは第2セット3-0から3-3に追いつかれたが、5-4からのレシーブゲームで掴んだ最初のチャンピオンシップポイントをものにして1時間29分で勝利を決めた。

 両ペアは昨年7月にウインブルドン(イギリス・ロンドン/グラスコート)の決勝で対決しており、シニアコバ/タウンゼントが7-6(5) 7-6(1)で勝っていた。

 ダブロウスキーとロウトリフのコンビは今季15大会目のダブルス出場で、4月のシュツットガルト(WTA500/室内クレーコート)と8月のシンシナティ(WTA1000/ハードコート)でタイトルを獲得するなど21勝13敗の戦績で今大会を迎えていた。

 今大会でのダブロウスキー/ロウトリフは1回戦でミリアム・シュコフ(旧姓コルディヨバ)/マルケタ・ボンドルソバ(ともにチェコ)を6-3 6-0で、2回戦でクイン・グリーソン(アメリカ)/イングリッド・マルチンス(ブラジル)を6-7(4) 6-4 6-2で、3回戦で第13シードのクリスティーナ・ブクサ(スペイン)/ニコール・メリカ マルチネス(アメリカ)を6-4 6-2で、準々決勝で第11シードのティメア・バボス(ハンガリー)/ルイーザ・ステファニー(ブラジル)を0-6 6-4 6-4で、準決勝ではパリ五輪で金メダルに輝いた第2シードのサラ・エラーニ/ジャスミン・パオリーニ(ともにイタリア)を6-4 6-3で破って決勝進出を決めていた。

 シニアコバ/タウンゼントがグランドスラム大会で決勝に進出したのは1月のオーストラリアン・オープン(オーストラリア・メルボルン/ハードコート)以来で3度目だったが、初黒星を喫した。

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写真◎Getty Images

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