西岡良仁がオープニングマッチでストルフに惜敗、第4シードのドイツが先勝 [デビスカップ日本対ドイツ]

写真は西岡良仁(ミキハウス)(Getty Images)


 男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」予選2回戦「日本対ドイツ」(9月12、13日/東京都江東区・有明コロシアム/室内ハードコート)が始まり、オープニングマッチは日本の西岡良仁(ミキハウス:単153位)がドイツのヤン レナード・ストルフ(単98位)に4-6 7-6(4) 4-6で競り負け第4シードのドイツが先勝した。試合時間は2時間25分。

 ふたりはこれが4度目の対戦だったが、2連敗中だったストルフが2勝2敗のタイに追いついた。直近では2023年9月に珠海(ATP250/ハードコート)の準々決勝で顔を合わせ、西岡が6-4 7-5で勝っていた。

 2015年に初めて日本代表入りした29歳の西岡は今回が12回目のデ杯出場で、シングルスの戦績は12勝5敗となった。

 両国は1933年にベルリンで一度対決しており、日本が4勝1敗で勝っている。

 長い歴史を持つデビスカップは2019年に国際テニス連盟(ITF)とスペインの元サッカー選手ジェラール・ピケによって設立された投資団体コスモスの協力(ITFとコスモスのパートナーシップは既に終了)によって開発された新フォーマットに変更されたが、2025年から新たな形式で開催されている。

 昨年まではホーム&アウェー方式の予選ラウンドを経てグループステージのラウンドロビン(4チームによる4グループの総当たり戦)を勝ち抜いた8ヵ国が決勝トーナメントに進出して世界一を争ったが、今年からはホーム&アウェー方式の予選1回戦(26ヵ国13対戦)と予選2回戦(14ヵ国7対戦)を勝ち抜いた7ヵ国が『ファイナル8』に進出し、開催国を加えた8チームがトーナメント方式で戦い優勝チームを決定する。

 ホーム&アウェー方式がシングルス4試合とダブルス1試合(初日にシングルス2試合、2日目にダブルス1試合とシングルス2試合)の3ポイント先取、トーナメント方式はシングルス2試合とダブルス1試合の2ポイント先取で勝者を決め、原則的に勝敗がかかる試合はすべてベスト・オブ・3セットマッチで行われる。

 この対戦の勝者は『ファイナル8』(11月18~23日/イタリア・エミリア ロマーニャ州ボローニャ/室内ハードコート)に進出し、敗者は翌年の予選ラウンド1回戦に臨むことになる。

※国名の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、文中の世界ランクは9月8日付

予選ラウンド2回戦|15日本 0-1 13ドイツ[4]

第1日|9月12日(金)

第1試合 ●西岡良仁(ミキハウス:単153位)4-6 7-6(4) 4-6 ○ヤン レナード・ストルフ(単98位)

第2試合 望月慎太郎(木下グループ:単104位)vs ヤニック・ハンフマン(単135位)

第2日|9月13日(土)

第3試合 綿貫陽介(SBC メディカルグループ:複897位)/柚木武(イカイ:複114位)vs ケビン・クラウィーツ(複12位)/ティム・プッツ(複13位)

第4試合 望月慎太郎(木下グループ:単104位)vs ヤン レナード・ストルフ(単98位)

第5試合 西岡良仁(ミキハウス:単153位)vs ヤニック・ハンフマン(単135位)

※メンバーは変更可、ルールにより2日目は試合数および試合形式を変更して行う場合あり

続きを読むには、部員登録が必要です。

部員登録(無料/メール登録)すると、部員限定記事が無制限でお読みいただけます。

いますぐ登録

写真◎Getty Images

Pick up

Related

Ranking of articles