シェフチェンコが足首を負傷したモンフィスの途中棄権で2回戦へ「彼は子供時代のヒーロー」 [成都オープン]

写真はアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「成都オープン」(ATP250/中国・四川省成都/9月17~23日/賞金総額119万210ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、39歳のガエル・モンフィス(フランス)が7-6(3) 3-6 0-1とリードされた時点で左足首のケガを理由に棄権したためアレクサンダー・シェフチェンコ(カザフスタン)の勝利が決まった。

 タイブレークの末に第1セットを先取したモンフィスは第2セット3-4からのレシーブゲームで右足首を捻り、一旦ベンチに戻ってチェックを受けたあとプレーを続けたが負傷後は1ゲームも取ることができなかった。

「試合のあらゆる瞬間が素晴らしかった。こんな形で終わって欲しくなかった」とシェフチェンコは試合後のオンコートインタビューで語った。

「彼(モンフィス)は僕が子供だった頃のヒーローで、彼のプレーを観るのが大好きだった。早く回復するよう願っている。彼は素晴らしい選手で、多くの人々が彼を尊敬している」

 シェフチェンコは次のラウンドで、フィリップ・ミゾリッチ(オーストリア)を3-6 6-1 6-4で破って勝ち上がった第6シードのジョバンニ・エムペシ ペリカール(フランス)と対戦する。

 そのほかの試合では第8シードのロレンツォ・ソネゴ(イタリア)、予選勝者のマッケンジー・マクドナルド(アメリカ)&アレハンドロ・タビロ(チリ)&ニコラス・バシラシビリ(ジョージア)、20歳のディノ・プリズミッチ(クロアチア)、予選を勝ち上がってきた日本のダニエル太郎(エイブル)が2回戦に駒を進めた。

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写真◎Getty Images

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