ケガに苦しむシーズンを送るコルダが大会白星デビュー「今日はサービスが本当によかった」 [杭州オープン]

写真はUSオープンでのセバスチャン・コルダ(アメリカ)(Getty Images)


 ATPツアー公式戦「Lynk & Co杭州オープン」(ATP250/中国・浙江省杭州/9月17~23日/賞金総額101万9185ドル/ハードコート)の男子シングルス1回戦で、セバスチャン・コルダ(アメリカ)がアダム・ウォルトン(オーストラリア)を7-5 6-3で退け大会白星デビューを飾った。

 オープニングゲームでサービスダウンを喫したコルダは3-5から4ゲームを連取して第1セットを先取し、第2セット4-3から3度目のブレークに成功して1時間27分で勝利を決めた。

 フレンチ・オープン後に右脛の疲労骨折で戦線を離脱していたコルダは復帰戦だった8月のウィンストンセーラムで4強入りしたあとUSオープンでプレーしたが、キャメロン・ノリー(イギリス)に対する1回戦を腰のケガにより第2セット終了後に棄権を余儀なくされていた。

「厳しい試合だった。彼(ウォルトン)はいいスタートを切った。僕はあまりよくなかったけど、できる限り冷静さを維持した」とコルダは試合後のオンコートインタビューで語った。

「今日はサービスが本当によかったと思う。サービスがよければ随分と楽になるから、今日のパフォーマンスには満足している」

 試合を通して20本のサービスエースを決めたコルダは次のラウンドで、ワイルドカード(主催者推薦枠)を得て参戦したウー・イービン(中国)と対戦する。ウーは水曜日に行われた1回戦で第8シードのアドリアン・マナリノ(フランス)を4-6 7-6(5) 7-5で破って勝ち上がっていた。

 そのほかの試合ではアルトゥール・カゾー(フランス)、予選勝者のヴァランタン・ロワイエ(フランス)、アレクサンダー・ブキッチ(オーストラリア)、予選勝者のリンキー・ヒジカタ(オーストラリア)が2回戦に駒を進めた。

 第5シードのカミーロ・ウーゴ カラベリ(アルゼンチン)はヒジカタに6-7(2) 4-6で敗れ、初戦でシードダウンを喫した。

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写真◎Getty Images

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